こんにちは。矢部澄翔です。
学校の書き初めの練習が始まりましたが、ご自宅での練習は順調ですか?
中学生は、期末テストが終わったら開始される、というところもあるようですので、そろそろ全員学校でも練習が開始になる頃と思います。
11月のお稽古に出席された方には、気をつけて書くべき点を全員に指導してますので、コツを掴んで形が取れるようになった子もかなりいました。
あとは、枚数を書き込んでいきましょう。
審査で注目されるポイント
ポイントは、下記の3点です。
1) 字形
いまここの指導が終わり、だいぶよくなってきました。
2) 線質
これは練習量をこなさないと磨かれません。
ご自宅でどれだけ練習できるかが鍵となります。
3) 名前
名前が下手くそな作品はどんなに中身が立派にかけても金賞は取れません。名前を完璧に書けるよう、ご自宅でも取り組んでください。
お手本をお渡ししているので、それをみて、用紙1枚を縦4等分に折ると1枚につき4回練習できますので、たくさん練習しましょう。
親ができること
事務局長の関根先生が書き初め展について、ブログを更新されています。
関根先生は、息子さんが小学生から中3で卒業するまで一緒に眞墨書道教室に通ってくれていました。
そして、息子さんは毎年県展に選抜されるまでの作品を書けるようになったのですが、その頃のことを親目線で綴られた貴重な記事です。
どんな風にご自宅でサポートされていたのか、私は全く知りませんでしたが、書き初め展に向けて親子二人三脚で取り組まれていた様子がブログの記事からよくわかります。
是非お読みください。
「宿題やったの!」「練習しなさい!」 と子供に言うだけで放っておくのではなく、子供が気持ちよく練習できるよう様々な工夫をされているところは、とても参考になると思います。
そして、そこまでやるの!?と驚かれたお母さま。
上位賞を取られているご家庭の様子を長年見聞きしていると、やりかたは違えど、「そこまでやっているんですか!驚」 というところまで例外なくフォローされています。
是非参考にしていただき、実践できるところは取り入れてみてくださいね。
練習枚数の目安
クラス代表を目指すなら、冬休みまでに最低100枚。(5袋)
→今からですと、1週間で1袋、20枚書けばクリアできます。1回のお稽古で大体5枚前後は書ける子が多いので、この数字を参考に計画を立ててみてください。
市展で金賞を目指すなら、締め切りまでに300枚。(15袋)
埼玉県展で文字入りの賞を目指すなら、500枚。(25袋)
県知事賞を目指すなら、1000枚。(50袋)
今年は、県展はコロナにより開催されませんが、県展上位に入られたお子様の作品を掲載した作品集が鵞毛堂から販売されます。
(史上初!)
12月のお稽古は、小3以上は全日書き初めの練習をします。
書芸の課題はやりませんので、(二兎を追うものは一兎も得ず・・・です)提出したい方は、ご自宅で書いて提出してください。
翔陽先生のブログ
書き初めが始まると思い出すこと(1)
https://ameblo.jp/masumi-shodo/entry-12636426353.html?frm=theme
書き初めが始まると思い出すこと(2)
https://ameblo.jp/masumi-shodo/entry-12639611370.html